本日の目次
はじめに
こんにちは!関です。
世のなかには働きたくない人がたくさんいます。
後でちゃんとしたデータを出して説明しますが、これは本当のことです。
しかし、「働かざるもの食うべからず」という強烈なことわざが表しているように、働かない者・働きたくない者を「悪いやつ」と片付けてしまうのがこの日本社会です。
「働きたくないと考えるのはそんなにおかしいことなのか?」
いいえ、そんなことはありません。
先ほども言いましたが、働きたくない人はあなたが思っている以上にいっぱいいるんです。
という人は今回の記事を参考にしてみてください。
Ⅰ.若者の6割は働きたくない
約数年前に行われた電通総研のアンケートで、
「若者×働く」というテーマで、18~29歳の男女3000名を対象にしたアンケートがありました。
男女比率などの詳細なデータは見当たりませんでしたが、
大事なのはこの数字です。
3割の人が働きたくない。
世のなかの一番の働き盛りと言われるこの世代にしてこの数字です。
残りの数字も見てみましょう。
上で言ったように3割の人が働きたくないと回答している一方で、
4割の人が「働くのが当たり前」と思っているようです。
残りの3割は?というと詳細なデータはありませんでしたが、
私が思うに「割り切って働いている」系の回答ではないか
と推測しています。
ということは、本当は働きたくないと考えている人は
実質6割はいるのではないかと予想しているのです。
Ⅱ.「当たり前」という「洗脳」
働きたくないと考えることが、そこまで珍しいものではなく
多くの人が胸に秘めていることだというのはよくわかりました。
しかし、問題なのは「当たり前」と答えた4割の人々です。
実は私は、この「当たり前」という言葉は
一種の「危険信号」だと考えています。
当たり前と回答している人々は主にこの2種類に分けられます。
前者は何も問題はありません。
「人は一人では生きていけない。」
「人を不用意に傷つけてはいけない。」
などの事柄の意味、理由を自分なりに解釈し考えて答えられる人は素晴らしいです。
一方で後者はというと、
「学校に行くのは当たり前」
「みんなと仲良くするのは当たり前」
など、誰かに言われたことを良く考えもせず、ただ繰り返す。
現状、多くの人は後者に当てはまります。
これは一種の「洗脳」であり、「思考停止」です。
「学校に行くのは当たり前」なんて誰が決めたんでしょうか?
「義務教育だから?」
ちがいます。
この義務というのは子供に課せられたものではありません。
「教育を必要とする子供に教育を与える義務」という大人に課せられたものです。
「みんなと仲良くするのは当たり前」は?
「みんな」って誰でしょう?
どうやったって反りの合わない人間はいくらでもいます。
そういった場合は距離を離しておいたほうがお互いのためです。
それでは、
「なぜ勉強するのか?」はどうでしょう。
・「子供の仕事だから当たり前」
・「いい大学に行くため」
なんて回答は最悪です。
「子供だから当たり前」は、
そもそも勉強に向かない子供だって存在します。
また、特定科目が苦手だという子供もいるでしょう。
大人はそういった子供たちになんていうのか。
「ちゃんと集中して勉強しろ。」
「苦手科目はつぶしておけ。」
「でないと受験で失敗するぞ。」
・・・受験で失敗したからと言ってなんだというのでしょう。
その後のあなたの人生はそれで終わりだと勘違いしているでしょうか。
一番物事を吸収しやすく、成長しやすい黄金の子供時代を、
何のためなのかがはっきりせず
気が進まない内容を覚えこまされ
結局、何の役にも立たない知識が詰め込まれては消えていく
そんなことにあなたの貴重な時間を、
一度しかないあなたという人間の人生の一部を、
費やすというということにどれだけの意味があるのか。
大人たちは本気で考えたことがあるのでしょうか?
これは私のほぼ確信していることですが、
「ないでしょうね。」
『ふざけるな!!』
と思いませんか?
高校に行くのも
大学に行くのも
就職するのも
会社で人生の大部分を浪費するのも
「それが当たり前」という言葉で片付けられていく。
こんな人をバカにした話はありません。
これからは「当たり前」という言葉を耳したときは絶対に疑ってください。
それがあなたが自分自身を「洗脳」から身を守る、とりあえずの方法です。
Ⅲ.働く目的=「安定した収入を得る」
さて、一旦先ほどの調査の結果に話を戻しましょう。
実はこの調査では、「働きたくない人」の数だけではなく
彼らが「働く目的」も調査しています。
この調査に回答した若者が持つ「働く目的」とは、、、
「安定した収入」
約7割の人がこう回答しています。
言い換えてみれば、
「とにかく一定の保証されたお金が欲しい!」ということです。
これを満たす最も簡単な方法が就職活動ということなのでしょう。
でも、「働く」ってこんなことが目的でいいんでしょうか?
だってあなたの人生の大部分、しかも一番活動的な日中を「働く」ことに費やし、
その見返りが「一定の収入」だけですよ。
一度しかない自分の人生をそのように使って
本当の満足を得られると思いますか?
この調査には続きがあり、
理想の目的は「生きがいを得たい」というもののようです。
しかし、理想というからにはそのような働き方が出来ていないのでしょう。
そして「仕事で生きがいを得ることはないだろう」という悲観的な見方がにじみ出ています。
あなたの人生の中で、一番貴重な日中という活動的な時間のほとんどを費やし、
やりたいことを我慢して、やりたくないことをやるのに耐え、
その結果得られたものが一定の賃金、
それも老後のために貯蓄する。
こんな人生のどこに生きがいを感じろと言うのでしょうか?
Ⅳ.若者が本当に欲しいのは「自由」だ。
「自由」
これこそ人間誰しもが欲しているものです。
あなたもきっとそうでしょう。
朝好きな時間に起きて、好きな時間に好きな仕事をして、夜も好きな時間に眠る。
そして好きな時に好きな遊びも目いっぱいやる!
24時間じゃ足りないくらい楽しい1日を満喫したいですよね?
実際にこのアンケートでも在宅勤務が挙げられています。
時代もインターネットの登場によって働き方も変化しているのです。
Ⅴ.自由をつかみ取るには
ここで最初のアンケート結果と話がつながってきます。
多くの若者が「働きたくない」と言っているアンケート結果です。
私が考えるに、
この「働きたくない」というのは、ただ一日中のんべんだらりと過ごし、
ぐうたら過ごしたいというものではないでしょう。
現状の
自由のない
鬱屈した
意味なくただ時間が浪費されていく
という就職制度の下で働きたくないのです。
日本の企業文化であった終身雇用制度や年功序列型の賃金制度も崩壊を迎えつつある今でも、
依然として会社の力が強いのが日本の会社です。
それゆえにブラック企業なんてものが出現する始末。
こんな状況の中で働きたくないのは当然です。
でも生きていくためのお金はどうするの?
そんなの簡単です。
あなたが自分自身で稼げるようになればいいのです。
誰の言うことを聞くわけでもなく、自分で稼ぐ力をつける。
それが今は簡単に許されている世の中になっているのです。
一度この方法を手に入れてしまえば、一生モノの力として活用することができます。
あとがき
≪本日のまとめ≫
あなたは今、どんな悩みを抱えているでしょうか?
思いつく限り、
紙とペンを持って書き出してみてください。
もしかしたら、あなたがまだ気が付いていない
悩みも出てくるかもしれませんね。
書き出すことが面倒だと思うかもしれません。
しかし、この行動を起こすことによって
自分の悩みを知ることができ、
今までの漠然とした悩みからは解放されます。
自分の悩みを第三者に聞いてもらうことも
悩みの解決に近づきます。
ぜひ、こちらの記事のコメント欄を
あなたのアウトプットの場に使ってください。
そうすることによって
おなじ悩みを抱えている人が
他にもいることが発見できますよ。
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